略歴
島根大学総合理工学部に入学後、学びを深めながら自らの可能性を模索し、生物資源科学部へと進学。
在学中には合資会社ComRadeを設立し、学生コミュニティサイトの運営に携わるとともに、島根大学放送サークルと提携し、ラジオ局や各種イベントへの学生派遣事業を展開。
学生支援にとどまらず、地域と結びついた活動へと広がっていった。
卒業後は拠点を構えて事業の拡大に努める一方、5年間の学生支援を通じて「新たな挑戦」への思いを強くし、地元への恩返しとして松江市議会議員選挙に最年少候補として立候補。
惜敗という結果ではあったが、多くの方々の声に触れ、かけがえのない経験を得た。
掲げた公約どおり上京し、政治の世界やスリランカとの国際的なご縁など、多方面で活動を続けてきた。
気づけば、合資会社設立から20年、株式会社化から10年という節目を迎え、これまでの歩みを感謝とともに振り返っている。
現在の仕事に就いた経緯
現在は、スリランカ産の高級紅茶「STHUTHIY」を日本に広める活動に取り組んでおります。
きっかけは、東京に出てきた当初のアルバイト先でのご縁でした。
共に働いていた方が、かつてスリランカ人留学生を雇っていたことから、そのご結婚式に招かれ、初めてスリランカを訪れる機会をいただきました。
現地では、数日にわたる盛大なお祝いと多くの参列者に触れ、その文化や人々の温かさに深い感銘を受けました。
その折、スリランカで事業を営む方から「ぜひ日本と取引をしたい」とお声がけをいただき、当時すでに会社を経営していた私に白羽の矢が立ったことが、この紅茶事業の始まりでございます。
もっとも、その歩みは決して順調ではなく、内戦やコロナ禍、経済危機といった現地事情が重なり、思うように進まない時期が続きました。
それでもご縁を大切にしながら取り組みを続け、ようやく昨年、日本に紅茶が届きました。
十年越しの取り組みが形となったことを、感慨深く受け止めております。
仕事のこだわり
私はお恥ずかしながらやってきたことに一貫性がありません。
あるときは学生の支援を行い、ある時は関西の中小企業の経営指南を行い、ある時はラジオ局で帯番組を任され、そして紅茶とたどりつきました。
10年経った後、どうなっているか、想像もつきません。
しかし、私を信じて頼ってきてくれた人だけはぜったいに裏切らない。
期待に応えるべく万全を期す、それだけは肝に銘じて生きてきました。
若者へのメッセージ
若い頃に読んだ新選組を題材にした漫画に、今も心に残る言葉があります。
「若い時期は短い!今このあふれるパワーをすべてぶつけてしまうんだ!」という一節です。
新選組の面々のように、私の人生が血湧き肉躍る激動の日々であったとは言えませんが、少なくともこれまでの歩みに後悔はありません。
素晴らしい人々に出会い、素晴らしい時間を共に過ごすことができました。
それが私の人生を形づくる最大の財産であると感じています。
できることなら、今の若い世代の方々には、私がすでに通り過ぎてしまった青春の炎を、存分に燃やし尽くしていただきたいと願っています。
その姿を見ることが、これからの私自身の力にもなると信じています。
